概略
AWS Certified Developer - Associate とは、Amazonのクラウドに関する認定資格。
AWSを使うソフトウェア開発者が有する知識を確認、証明するための資格です。
2022-01-18に合格したので、自分の勉強方法と試験の感想をまとめます。
受験の目的
技術の理解
仕事上で、開発メンバーとAWS上での対話をする機会があり、より深く内容を理解したいと感じていた。
GCPからの移行
Googleのクラウド(GCP)では、サーバーレスの環境でコードを書いていたことがある。同じことをAWSでもやってみて理解を深めたいと思った。AWSのほうが体系的な知識がまとまっているので、まずは知識から習得。
勉強方法
主な勉強方法は以下の3点。
参考書
下の本(Kindle版)を買って、各章の章末問題を解きつつ、問題に該当する本文を部分的に読んだ。
今回のメイン教材で、基礎力を養成するのに役立った。
下記のような形で3種類の内容を同時に開けるのは、書籍ではなくKindle版ならではの使い方。
- iPad: 問題ページ
(自分の回答を書き込み、○×をつける) - Kindle Paperwhite: 回答ページ
(見るだけでよく、ページめくりも少ないのでPaperwhiteが適) - PC: 本文ページ
(ページめくりが多く、ページをまたがって見ることも多いので動作速度と画面の広さを重視)
模擬試験
上のウェブサイトでも紹介されていたAWS公式の模擬試験。
以前は有料(2,000円ほど)でしたが、2021年の年末くらいに無料になった。
ただし、DVAは掲載されている問題数が20問しかなく、問題がそのまま試験にでるわけでもない。
DVAに関しては模擬試験をやらなくてもいいかも。
AWSトレーニング
試験対策用ではないので、試験に合格するために有用かと問われたら回答はNo。
知識が少ない状態からスタートするにあたって、わかりやすく教えてもらえる点は良かったところ。
試験の感想
本に掲載されていた問題と同じ問題は、試験で出題されない。
類似問題も、2-3問程度。
参考書を使った勉強で基礎力を身につければ、選択肢のうち2択までは絞り込めるはず。
AWS SAA(Solution Architect - Associate)と比較すると、日本語版の歴史が浅く、かつ、マイナーな試験であるせいか、日本語訳の不備が目立つ。試験のモードをEnglishに変更しないと問題の意味がよくわからないのは、ちとつらい点。
参考書の勉強でイメージが掴めなかったのは認証に関するところ。ハンズオンで自分の手を動かしておいたほうが、知識の理解度もあがり、記憶の定着にも有効だと思う。
もし、不合格だったら、ウェブサイト「AWS WEB問題集で学習しよう」に課金しようと考えていたが、一発合格してほっとした。