概略
MacBook AirのOSを最新版(12.4/Monterey)へアップデートした件。
アップデートして良かった点、悪かった点をまとめています。
アップデートを迷っている人へ、Mac歴10年を超える私が解説します。
悪かった点について、修正方法がある場合はそちらについても記載しています。
きっかけ
6月7日に開催されたWWDC2022にて、新macOSであるVenturaが発表されました。
私の場合、新OSが発表されるタイミングでOSをアップデートすることを検討します。
今回はBig SurからMontereyへのアップデート。
良かった点
ユニバーサルコントロール
そうすると、macに接続したマウスとキーボードをiPadへリモートで転送できる機能。
AirDropよりも簡単にファイルの転送もできる。
Bluetoothの入力機器をmacとiPadで共有して、Bloetoothの切り替え機能を使ってた人には代わりとして便利な機能。
困った点
日本語入力ができなくなる
Google日本語入力などの設定がリセットされていることが原因。
もう一度、設定し直せば復旧できます。
クイックメモが動かない
この設定は、システム環境設定 -> Mission Control -> ホットコーナー にある。
私の場合、BigSurのときは、画面右下にマウスカーソルを持っていくとスクリーンセーバーを開始するように設定していた。
アップデート後に、この設定がクイックメモになっているとのこと。
ただ、OSのアップデートをした場合には既存の設定が優先されていて、「スクリーンセーバーを開始」のままとなっていた。
今回、ホットコーナーの設定を以下のようにした。
- 左下: スクリーンセーバーを開始
- 右下: クイックメモ
この設定でしばらく使ってみようと思う。
スリープからの復帰
スリープしてもすぐに復帰してしまう事象が発生。
macOS 12.2の頃に話題になったBluetoothの問題とよく似た事象。
スリープ解除となった原因を特定するためにログを見る。
% sudo pmset -g log ~~~ 略 ~~~ 2022-06-18 00:52:46 +0900 Wake Wake from Deep Idle [CDNVA] : due to SMC.OutboxNotEmpty smc.70070000 wifibt bluetooth-pcie/HID Activity Using AC (Charge:100%) 790 secs
おそらくこのあたりが原因の箇所。
「Bluetoothでスリープ解除」の設定は、macOS12(monterey)からなくなったそう。
「ネットワークアクセスによるスリープ解除」の設定は残っていたので、こちらの設定をオフにすることでいったん様子を見ます。
再設定が必要だった項目
- スクリーンセーバーの起動時間
- Amphetamine(ランチャーからのアプリ起動でOK)
システム環境設定の項目やOS起動時に一緒に起動するアプリで、再設定が必要な様子。
他にも気がついた項目があったら、追記します。