ノイズキャンセリングヘッドフォン

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SONY カナル型ノイズキャンセリングイヤホン MDR-NC300D

SONY カナル型ノイズキャンセリングイヤホン MDR-NC300D

  • 発売日: 2009/06/21
  • メディア: エレクトロニクス

SONY MDR-NC300D
デジタルノイズキャンセリングヘッドフォン。

いままで使っていた、MDR-NC22B はコードの断線で左耳から音が聞こえなくなってしまいました。2年半も使っていたので、天寿を全うしたのではないかと思います。

前機種(NC22B)と比較して良かった点、悪かった点

■ 良かった点

・デジタルノイズキャンセリングの性能が凄すぎ
地下鉄のノイズがかなり少なくなります。NC22と比較しても、かなり騒音が少なくなる感じがします。騒音が少なくなった結果、逆に、電車内アナウンスなどはよく聞こえてしまうほどです。(人の声はノイズと判定されないため)。

・デジタルアンプ(S-master)による音質向上
今までのiPodの音質が生まれ変わりました。とは言っても、所詮はノイキャンヘッドフォン。音のくぐもり感はあり、低音重視な志向は変わりません。高分解能を求めるのであれば、カナル型のER6iなどをお奨めします。

■ 悪かった点

・バッテリーの持ちが悪すぎ
NC300Dは公称20時間しか持ちません。NC22が50時間、NC32が100時間持つことを考えると電池の持ちが悪いなぁと感じます。前機種を使っていたとき、ヘッドフォンの電源を切り忘れてカバンの中に1晩放置しちゃうこともありました。前機種ではその次の日もなんとか動きましたが、300Dでそれをやってしまうと、1回でアウト。電源が入らないと音楽を聴けない仕様なので、通勤時間の音楽鑑賞、TV視聴は全くできなくなります。

・操作部分がデカイ、重い
操作部分に付属のクリップを付けて、肩掛けカバンのストラップ部分へ挟んでいるのですが、本体が重いせいか外れます。外れて落ちると、その重さで耳を引っ張っちゃってとても痛い!夏はYシャツのポケット、冬はコートの内側ポケットに入れると落下しなくて良いかも。

さすがに定価の3万円台じゃぁまったく買う気が起きませんが、1.5万くらいの価格であれば購入して十分満足できる製品だと思います。バッテリーの持ちがもっと良くなれば良いのですが、S-masterとデジタルNCは1チップで構成されているようなので(ソース)、S-masterを省いて省電力化という方向にはいかないようです。

小型化、省電力化されて1万円くらいの値付けであれば、もっと普及するだろうなと私的には思います。