Garmin Fenix7/Edge520J 心拍転送モード

概略

腕につけた心拍計を使って、もっと効率のよいトレーニングを目指している方は多いと思います。

今回は、Garmin心拍計付き腕時計(Fenix7)とサイクルコンピューター(Edge520J)を連動させる内容です。

連動させる機能である「心拍転送モード」について、Garmin使用歴10年を超える私が解説します。

Garmin935からFenix7に機種変更するにあたって、途中で問題に遭遇したので、解決策についても記載しています。

心拍転送モードとは?

心拍転送モードとは、心拍計が付いた腕時計などからサイクルコンピューターなどへ心拍数を送信して、サイクルコンピューター側で心拍数を表示/保存できる機能。

ロードバイクに乗っているとき、腕時計を見るのは危険です。サイクルコンピューター側で心拍数を確認できるとハンドルから手を話す必要がないので、安全性も高まります。

心拍転送モードの機能を動作させるために、以下のように設定します。

  • Fenix7: 心拍転送モードを設定
  • Edge 520: Fenix7を心拍計としてペアリング

心拍転送モードについて、さらに詳しい情報はこちら。

Garmin公式のFAQ

support.garmin.com

運動開始と連動させる方法

心拍転送モードを開始するには

[設定] - [センサー/心拍計] - [心拍転送モード]

とマニュアルに記載があります。

けれど、私の場合はランニングなどにはこの機能は不要。

RoadBikeに乗るときだけEdge520を使うので、そのときに限定して心拍転送モードを有効にしたい。

その設定がこちら。

iOSGarmin Connectアプリから [詳細] - [Garminバイス] - [fenix 7] - [アクティビティ&アプリ] - [Road Bike] - [心拍転送モード]

この設定をONにすれば、「Road Bike」を選択したときだけ心拍転送モードが有効になります。

機種変更したときに発生した問題

今回、Garmin ForeAthlete 935 から Fenix7へ機種変更しました。

このとき、心拍転送モードがうまく動作しない事象に遭遇したため、解決策と一緒にまとめます。

問題

問題事象

  • Edge520で心拍計を表すハートマークが、点滅状態(認識済み)から点灯状態(正常)に変化しない
  • ペアリングで認識はできるけれど、心拍数の値がEdge520側に表示されない

解決策

  1. センサー情報を削除したあとで、再びペアリング
  2. Fenix7をアップデート(7.47->8.37)
  3. 心拍転送モードを実行しながら、Fenix7を腕から付け外しする

1は駄目でした。

2を実行したあとに1,3を実施したところ、

ペアリング -> 点滅から点灯状態へ変化 -> 心拍数の表示

まで実現し、問題を解決できました。

原因は特定できていないけれど、Fenix7を腕から付け外しすることで、「いったん心拍数を測定できない状態にしてから測定できる状態にする」が解決策としては最も近いと感じました。ソフトウェアのアップデートは不要かもしれません。

[追記]

ファームウェアが以下のバージョンである場合に問題が発生しました。

  • Fenix7: 11.28
  • Edge520: 13.20

点滅状態から点灯状態に変化するものの、少し(数十秒程度)の時間が経つと、また点滅状態になってしまいます。

この問題は未解決。

Fenix7ではなく、Forerunner935のときは問題なかったので、センサー間の相性問題なのかもしれません。

まとめ

心拍転送モードはGarmin 935を購入したときからずっと活用してきた機能。

動作しない状態が続いてたときには非常に焦りましたが、無事に動いて本当に良かった。

Fenix7とForeAthlete935で異なる部分が結構ありそうなので、今後も見つけたら記事にまとめます。

参考記事

lsp.hatenablog.jp

lsp.hatenablog.jp

lsp.hatenablog.jp

lsp.hatenablog.jp

lsp.hatenablog.jp