GitHubからVisual Studio Codeを直接起動(「.」を押すだけ)
概略
GitHubからVisual Studio Code(以下、vscode)を直接起動できる新機能がリリースされました。
🤫 New shortcut: Press . on any GitHub repo. pic.twitter.com/AHTSDot4qc
— GitHub (@github) 2021年8月11日
できること
GitHubをウェブブラウザーで表示しているときに、「.(ピリオド)」を押すだけで、ウェブブラウザー版のvscodeを起動できます。
そのまま、GitHubに保存してあるソースコードをvscodeで編集し、コミット&プッシュすることができます。
個人の意見
少し前に、GithubのURLの一部を書き換えることで、ソースコードをvscodeの画面に近い形で読めるというのがありました。
今回は、編集&コミット&プッシュもできるようになり、かなりパワーアップしている印象。
この機能、法人ユーザ向けには、"Github Codespaces" という有料サービスで提供するとのことで、今後の拡充も期待できます。一方で、個人ユーザは当面無料。
最初は、Visual Studio Onlineというオンラインサービスとして始まったこの話。私も興味を持っていました。
その後、Visual Studio Online -> Visual Studio Codespaces -> Github Codespaces の流れで、統合が進んでいます。
MicrosoftがGithubを買収してしばらく経ちますが、ユーザーにとってよい効果も出始めているようです。買収事案の好例ですね。
また、Microsoft陣営なので、裏側で動作しているクラウドはAzureだと推測されます。Office365やTeams, OneDriveなどもAzureです。
このように、サービスの裏側のところで、Azure利用ユーザーが増えていっているのは面白い。AWSと直接対決しないで、ユーザーに意識させずに自社クラウドを利用させているわけです。
クラウドのシェアも、Microsoft AzureがAWSに続いて2位であり、AWSを猛追している状況にも頷けます。