Android向け開発プロジェクト 成功への4箇条

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ワイヤレス技術セミナー 第10回 である 「Android向け開発プロジェクト 成功への4個条」を受講してきました。

セミナーの詳細はこちら。

www.ric.co.jp

以下は、講義を受けた感想です。

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開催場所は中央大学駿河台記念館。御茶ノ水駅の近辺で、周りには駿台などの予備校もあって活気あふれる学生街でした。

セミナーの主題である「4個条」というのは以下の4点。

技術動向(第1講演:Androidの会 嶋氏)

開発手法(第2講演:ブリリアントサービス 杉本氏)

プロジェクト管理(第3講演:タオソフトウェア 谷口氏)

人材の育成(第4講演:TechFun 堀切氏)

1.技術動向

GoogleIOの情報からHoneycomb(OS3.x系)、IceCreamSandwich(OS2.x、3.x系統合)、OpenAccesary、ADK(AccesaryDevelopmentKit)などの情報を紹介。

また、iPhoneの状況と比較し、将来的にAndroidiPhoneを追い抜かすだろうことを紹介している。

2.開発手法

ブリリアントサービス 杉本氏の講演は、タイトルにも "最新技術動向” と入っているので、上記1の括りになるだろうと考える。

Android開発では重要なファクターである、"インテント" に無限の可能性があると語っていた。特に、C2DMに代表される "ネットワーク越しのインテント" に可能性があるとのこと。

3.プロジェクト管理

Androidのソフト開発では、その黎明期から有名だったタオソフトウェアの方の講演。開発形態を12個のタイプに分類し、それぞれの特徴をまとめている。

受託開発の注意ということでポイントが説明された。全ての端末では動作確認不可能で、機種依存が存在していることなどは、私にも頷ける点が多かった。時間が足りなくてはしょってしまっていたが、セキュリティの部分についてはもっと聞きたかった。

4.人材の育成

セミナーで配布(有償)されていた本の著者による講演。

Android開発の技術講座も開いている会社の取締役だけあって、説明が非常に上手。初心者が引っかかりやすいポイント(難しいところ)などをわかりやすく解説してくれた。Androidの基礎技術のみで家計簿アプリや電卓アプリ程度は作成できるとのこと。家計簿アプリのほうは、SQLiteも使うだろうから、自分でも勉強してみたい。